2015年8月28日 19:08
Windows 10 Insider Previewを試す(第29回) - 遂に日本語版Cortanaを搭載したIPビルド10532
○コンテキストメニューの整合性を改善
Aul氏は多くのフィードバックを受けたことで、各コンテキストメニューを改善したと公式ブログで述べている。これだけでは、どのような変更が加わったか分からないため、下図をご覧頂きたい。以前よりも広い行間を取り、見やすくなったことがひと目でお分かり頂けるだろう。デスクトップのコンテキストメニューでサイズを確認したところ、以前のメニュー(8項目)は236×238ピクセルだが、ビルド10532では347×405ピクセルに広がっている。このように描画スペースを多く必要とするため、低い解像度のPC環境ではデスクトップ全体が狭くなった印象を持つかもしれない。
ちなみにタッチ操作時のコンテキストメニューは371×577ピクセルと更に広いが、新ビルドにおける変更は確認できなかった。このようにメニュー周りの微調整やバグフィックスを行っているビルド10532だが、エクスプローラーのリボンから開くと「エクスプローラーのオプション」が「フォルダーオプション」と名称が以前のままとなるバグは修正されていない。このような変化は各所に加わっているが、顕著なのはクイックアクセスメニューの改善だ。