2015年8月28日 19:08
Windows 10 Insider Previewを試す(第29回) - 遂に日本語版Cortanaを搭載したIPビルド10532
筆者が試した範囲ではテレビ音声が流れる環境では正しく認識せず、テレビを消してからマイクに口を近づけてようやく音声入力が可能になった。
残念ながら発表会などで見てきた英語版Cortanaのデモンストレーションと同等とは言えず、筆者の発音が悪いのか「こんにちは」といった単純な単語も認識できない。他方で「天気」「予定」といったキーワードの認識率は高く、スケジュール管理に使えそうだったが、続く選択肢の部分で詰まってしまった。
日本語版Cortanaの精度に関しては、日本マイクロソフトも公式ブログも認めており、「成長を手助けしてほしい」と訴えている。そもそもCortanaは、入力した音声データをDictation(口述筆記)でテキストに変換し、その内容を元に次のアクションへ移る仕組みだ。その際の判断はサーバー側で行うらしく、インターネット接続環境が必要となる。このサーバー上で蓄積したデータが増える、つまりCortanaを使うユーザーが増えれば増えるほど精度の向上につながるのだ。
いずれにせよCortanaに関しては稿を改め、もう少し使い込んだ結果を踏まえてご報告したい。
○フィードバック共有やMicrosoft Edgeの機能拡張も追加
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