2015年8月31日 19:24
「Lumia 950/950XL」の裏に「Surface Phone」は存在するのか? - 阿久津良和のWindows Weekly Report
さて、Lumia 950/950XLもさることながら、個人的に気になるのは「Surface Phone(仮)」の存在だ。Microsoftは2014年の時点で、7インチクラスのタブレット「Surface mini(仮)」を開発していたようだが、フタを開けてみればWindows 10がローンチしてもデバイスが登場するような気配はみじんも感じられない。それだけならタブレット市場が飽和状態になりつつあるため、スケジュールをキャンセルしたのだろうと想像できる。
だが、これだけ認知された「Surface」というブランドを2-in-1 PCにとどめる理由はない。何度となく述べているように、Windows 10 Mobileはクラウド経由の連係や同じ操作性など、個人はもちろんビジネスユーザーにも使い勝手のよいスマートフォン向けOSとなるはずである。MVNOの普及と相まって、文字どおり「どこでもデータを共有」できる環境に一歩近づくだろう。
そこで問題となるのが「Lumia」の存在だ。Nokiaのスマートフォンブランドとして、お膝元である北欧での認知度は高いが、国内未発売のせいか日本においては今一つ。