『To LOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd』、BD/DVD発売記念! 原作者&監督対談
そしてそこに関わってくるHなハプニングのギャップ、この絶妙なバランスが魅力だと思います。そしてアニメを作っていると、キャラたちをどんどん好きになっていくんですよ。『ダークネス2nd』の終盤ではネメシスがすごく可愛くなってきました。悪役でトラブルメーカーなのに。そんな風に、話を追うごとにキャラが好きになっていく作りが素晴らしいと思っています」
矢吹氏「自分はまず、キャラそれぞれの感情を意識しています。『今回、このキャラはこんな気分だから、こんなドタバタの話を作ろう』と。そして感情を追って話を作っていくと、キャラの内面も変化していき、それが面白いんです。作品全体としては『皆楽しく暮らしている』という空気を大切にしています。
お色気やドタバタもあるけれど、安心して見ていられる優しい世界にしたい。そこは無印の頃からずっと変わりません」
大槻監督「確かに。『To LOVEる-とらぶる-』って、嫌なキャラが一人もいないんですよね」
中山P「次に、いよいよ『ダークネス2nd』1巻が発売となります。収録話の中でのお気に入りを教えて下さい。ちなみに自分は1話の全体の構成です。朝起きて物語が始まり、夜帰って終わるところが綺麗に1話に収まっているのが気に入っています」