2015年9月25日 13:40
夢はNASDAQ上場 - ソフトバンクが求める革新の"パートナー"
ただ、こうしたものの仕入れだけだと、ストックビジネスとのシナジーを考えると、大きなビジネスになりづらいんですよ。
いかにソフトウェアを組み合わせて、実ビジネスにしていくかが重要だと思います。B2Bの現場からすると、コンシューマについてはデバイスが必ずしも求められているわけではないと思っています。
だからこそ、キャリア側の腕の見せどころというか、応募アイデアと我々のアセットを組み合わせて、一緒に考えていくことで出来ることが多分にあると思う。来たアイデアをそのまま流すだけでは"イノベーション"でも何でもない。そうした考えだからこそ、フレキシブルに、販路は直販で、B2B、B2Cという区切りだけじゃなく、B2B2Cなど様々な可能性を検討したいです。
――通信業界として、近年は"マンネリ化"も指摘されていますが……。
原氏
一般的な話で言えば、MVNOという形で、サービス企業に回線を卸して展開する流れがありますよね。
これはどのキャリアも考えていることだろうし、IoTを広げていく一つの手段だと思ってます。
ニーマルニーマル(2020)に向けて、Wi-Fi環境の整備が全国で進んでいく中で、これらのインフラを活用すれば、もしかすると4G網が要らなくなることだってあるかもしれない。