2021年9月22日 07:00
上白石萌音、悩ながら日々成長「ネガティブは悪いことじゃない」 朝ドラも語る「一生の財産に」
面倒くさい人とはどういうことか尋ねると、「どうでもいいことについてすごく悩んでしまうタイプで、3日で答えが出るのに半年悩んだり、うやむやにしがちなんです」と説明。「でも、執筆において根詰めて考えてみたら『なんだ、意外とシンプルじゃん!』って、私はこんなことで悩んでいたのかと思うこともあり、書くと整理整頓されるんだなと思いました」と、書くことで解決したこともあったようだ。
同書の中で「最近なんだかうまくいかない」などと悩みを吐露する場面もあるが、「私、定期的に悩むんです。作品に入る前や入りたては特に悩みがちで、暇になったときも悩んでしまいます。考える時間があると悪いことばかり考えてしまって。実はもっと暗いことをいっぱい書いていて、ボツにしたものあるんです。へらへらしてますけど、実はめっちゃ悩んでいるんです(笑)。でも、みんなそうですよね」と打ち明ける。
たくさん悩むからこそ、人の気持ちも理解できるのだろう。「人の気持ちを考えすぎるくらい考えてしまうこともあって。『もっと楽に生きたほうがいいよ』と言われることもあるのですが、人の気持ちを考えるのは大事だし、悩んでいる自分も自分なのかな」