くらし情報『巨人Intelに挑め! - 自作PCユーザーを歓喜させたK6シリーズ (5) [番外編]海外出張の思い出 - 2回目の出張は、なんとビバリーヒルズ』

巨人Intelに挑め! - 自作PCユーザーを歓喜させたK6シリーズ (5) [番外編]海外出張の思い出 - 2回目の出張は、なんとビバリーヒルズ

私は呆気に取られてチケットを手にすると、"これって、2か月前にもあったような…"と思いながら。資料室に行って出来立てのパンフレットを25部ずつつかむと、カバンに入れた。

第1回目の出張では、ちょうど2カ月前にサンフランシスコへ向かったが、今度はLAだ。ただし、今回のミッションは非常に単純なハンドキャリーだったので気が楽だった。腑に落ちない気はしたが、いきなりCEOのJerry Sandersに会いに行くのだから緊張も少しはあった。LA空港につくと大柄な黒人の運転手がかしこまった制服を着て私の名前を書いたプラカードを持って待っている。近づくと、"あなたがヨシワか?AMDの?"、と聞くから、"ちょっと違うけど、まあそうだ"、と言うと"こちらへ"と言ってほぼ襟首をつかまれて連行されるような格好でリムジンに向かった。

ハリウッドの映画でしかみたことがないような大きな黒塗りのリムジンが待っていて、だだっ広い客室に入るとすぐ走り出した。
"今日は何かビバリーヒルズであるのかい?"、と運転手に聞くと、笑いながら、"あそこではいつもなんかやってるからね、わからない。でもよほど重要なんだな、あんたの雇い主から何度も電話があったよ"、と肩をすくめる。

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