くらし情報『巨人Intelに挑め! - 自作PCユーザーを歓喜させたK6シリーズ (5) [番外編]海外出張の思い出 - 2回目の出張は、なんとビバリーヒルズ』

巨人Intelに挑め! - 自作PCユーザーを歓喜させたK6シリーズ (5) [番外編]海外出張の思い出 - 2回目の出張は、なんとビバリーヒルズ

すると間もなく、目の前にある車載用電話が鳴りだした(携帯などない時代で、車載電話も珍しかった)。とってみるとDanだった。"予定通りついたんだな、ブツはもってるな?それをJerryに直接届けるんだよ"、と安心した声で言う。なんだかサスペンス映画のワンシーンみたいだなと思って車窓の外を見るとそこはまさにビバリーヒルズであった。

○ドアの奥には伝説のあの人の顔が

Welshireホテルは有名なロデオドライブ通りにある、言わずと知れたハリウッドのセレブ達が集まる超高級ホテルだ(もっとも、田舎者の私はそこへ行くまでそんなことは全く知らなかった…)。

ホテルに着くと早速カウンターで"Mr.Sanderは何号室ですか、届け物なのですが"と聞くと、執事のような出で立ちの案内役が、"Mr.Sandersならちょうどその階段を上ってゆくあの人ですよ"と長身の紳士を指さす。まさに、AMDの創業者、CEOのJerry Sandersであった。いかにも高そうなピンストライプのスーツに身を包んだ見事な長髪プラチナブロンドの長身の男がさっそうと2階にある大会議室への階段を駆け上がっているところだった。


"Mr. Sanders!!"と思わず声をかけると、Jerryが振り返って私を見ながらにっこりして、"君が日本支社に最近入ったマーケッターだな、今日は突然のハンドキャリー業務ご苦労様。

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