2021年10月10日 12:00
ザ・ローリング・ストーンズの名曲はどれ? 1,146人が選んだ年代別ランキング
でしょうか。不気味な歌詞と曲調で、レパートリーの中でも異端の部類です。悲惨な状況を歌い上げているようで、「War」「Love」を対比させる文学的な歌詞のレトリックがあり、最後には感動させます。ミックとデュエットした女性R&Bシンガー、メリー・クレイトンのあまりの名演に、興奮したメンバーが思わず「Yeah!!」と叫ぶ声がに3:02あたりに聞こえます。
○この時期、アルバム単位でどれか一枚と言われたら
すいません、ここは筆者の独断と偏見で選びます。『ベガーズ・バンケット』か、『レット・イット・ブリード』か。もう究極の選択ですね。どっちも、全曲ありえないレベルの名曲ばかりですが、『レット・イット・ブリード』かなぁ。
「ギミー・シェルター」、表題曲の「レット・イット・ブリード」、「無情の世界」、「ミッドナイト・ランブラー」があって、さらに「モンキー・マン」に「むなしき愛」…って、どんなアルバムよ。まずまず一生もの、フォーエバー残る文化遺産レベルですね。曲単位で聴く昨今とはいえ、このアルバムは最初から最後まで通しで聴いてほしいです。
●1970年~74年(ミック・テイラー期) の人気曲は?
○ランキングの前に、ミック・テイラー期ってどんな時期?
ブライアンの死を乗り越え、ロンドンのハイドパークで新ギタリストのミック・テイラーを迎えて追悼コンサートを行います。