2015年10月15日 10:23
えっ、寝る前にスマホを見ると太りやすくなる!? スマホと肥満の関係とは
夜遅くまでスマホを眺めていると、画面から発せられるブルーライトが目を刺激するため、脳は昼間だと誤認し、メラトニンの分泌を抑制してしまう。そのため、寝つきが悪くなったり、深い眠りを得られにくくなったりするとのこと。
睡眠の質が落ちると、食欲をつかさどるホルモンの分泌に影響を及ぼすことも分かっているという。睡眠時間が短いと、食欲増進のホルモン「グレリン」の分泌が増加。しかし毎日7.5時間以上の睡眠を取ると、食欲を抑えるホルモン「レプチン」の働きにより、グレリンを抑えるという研究結果がある。
ただし、長く眠るほどレプチンが多く分泌されるというわけではなく、ダイエット効果を考える場合、5サイクル分の7時間半が理想的であるとのこと。十分な睡眠を取ると食欲が適正になり、代謝も高まり、脂肪が燃焼されやすい体質になっていくという。
なお、最適な睡眠時間は個人差があるものの、一般的に7~8時間といわれている。
睡眠は90分間を1サイクルとしてレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返しており、入眠から最初の3時間はノンレム睡眠の占める割合が高く、その後はレム睡眠の時間が長くなって徐々に目覚めていくとのこと。睡眠時間が少ないほど肥満率が高いという研究結果もあり、睡眠と肥満には関係性が高いという。
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