2015年11月13日 19:35
2015年のセキュリティ10大事件、ビジネスマンの認知度第1位は6月に発覚したあの事件
●10~4位の注目は無線LAN関連のセキュリティ問題
インテル セキュリティは13日、「2015年のセキュリティ事件に関する意識調査」の結果を発表した。セキュリティ分野における2015年のニュースの中で、最も認知度が高かったトピックとして、1位に日本年金機構の年金個人情報流出事件がランクインした。
この調査は、国内の経営層や情報システム部門などのビジネスパーソンを対象としたもので、1,552人に対して、2014年11月から2015年10月までに発生したセキュリティ事案に対する認知度を尋ねた。企業規模が均等になるようにしたほか、業種は日本全体の就業人口の割合に近くなるように設定されているという。
○2014年の1位はベネッセの顧客情報流出事件
2014年に引き続き2回目の調査で、前回は1位が「ベネッセ、顧客情報が大量流出」だった。同社の執行役員 SE本部本部長の田井祥雅氏は、「不正アクセスが多く、LINEの乗っ取り、JALマイレージWebサイトなどが目立った事件だった」と感想をコメントした。
2015年となる今年の結果の中で、10位から7位では、特に「無線LANのただ乗り」で全国初となる電波法違反容疑で逮捕された事案を紹介。