くらし情報『空港での「Apple Watch搭乗」の便利な点、足りない点を考える』

空港での「Apple Watch搭乗」の便利な点、足りない点を考える

そんな手順を毎回踏むほど余裕があるわけではないのだ。

筆者の身長が高くないことも問題なのだが、空港のバーコード読み取りの設備についても、決してApple Watchでの搭乗を想定して作られておらず、難儀することが多かった。例えば読み取り面を水平ではなく垂直に設置してくれれば、体勢面では楽になる。バーコード表示中は手首を返しても画面が消灯しない仕組みであるため、そこはひと工夫されているポイントであった。

筆者が利用した日本国内の空港の場合、保安検査場のバーコード低い位置にあり、バーコードやICカードを読み込ませれば乗る飛行機のサマリーが表示されるため、画面が小さすぎて見えない、といった問題は発生しないと思われる。便利な点、そうでもない点、さまざまではあるが、年末年始の帰省や旅行シーズン、Apple Watchでの搭乗を、試してみてはいかがだろうか。

松村太郎(まつむらたろう)1980年生まれ・米国カリフォルニア州バークレー在住のジャーナリスト・著者。慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。
慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、キャスタリア株式会社取締役研究責任者、ビジネス・ブレークスルー大学講師。

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