くらし情報『日本での経験を活かして実家のプールを改装 - ペルー人経営者の働き方』

2015年12月1日 07:00

日本での経験を活かして実家のプールを改装 - ペルー人経営者の働き方

そこで出会ったのがナツキです。最初は友達として付き合い始めたけど、もうほとんど一目惚れですね。彼女は私にとって本当に特別な存在です。

そのまま日本で働き続ける予定でしたが、いつもの休暇でペルーに一時帰国して再び日本に戻ったら、もう仕事がないと言われました。失業保険があったので仕事を探しながら1年ほど日本に残ったんですが、実家のことも気になっていて。当時実家はレストランとプールを経営していたんです。私は日本にいる間、仕事や経営についてだけでなく、いろんなことを学びました。だから家業ももっとよくしたいって思ったんです。
それでペルーに帰る決断をしました。もちろん彼女と一緒にね。

私たちがリマに戻った当時、実家が経営していたのは普通のプールで、夏の間2カ月しか営業してなかったんです。それではあまりにもったいないと、設備を整え温水プールにし、1年中利用できるようにしました。お客さまがゆっくり過ごせるよう、サウナやジム、リラックススペースも造り、2年前には念願のスイミングスクールも始めることができました。■現在のお給料について教えてください。

収入は上々です。特にウチのようなサービス業は、以前に比べその付加価値がぐっと上がっています。

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