くらし情報『日本での経験を活かして実家のプールを改装 - ペルー人経営者の働き方』

2015年12月1日 07:00

日本での経験を活かして実家のプールを改装 - ペルー人経営者の働き方

ペルー経済が安定しているので、余暇を楽しむ人が増えているんです。もちろんそれに見合うだけのサービスを提供しないとダメですけどね。近所の人たちにもっと利用してもらえるよう、日々努力しています。

■今の仕事で気に入っているところ、満足を感じる瞬間は?

お客さんのお世話をすることが好きなんです。お客さんをもっとよく知り、理解していく。そういうことには夢中になれます。お客さんから学ぶことは多く、一方で日々我慢強くなっています。お客さんが幸せで、私達のサービスに対し満足してくれることに喜びを感じますね。


■逆に今の仕事で大変なこと、嫌な点は?

リマ新市街には設備の整った温水プールがいくつもありますが、SJL区ではまだまだ珍しく、温水プール自体を知らない人もたくさんいます。最近はお湯のシャワーが一般的になってきましたが、ここではまだまだ水シャワーの人も多いですからね。温かいお湯に入ること自体に抵抗がある人も少なくないんです。

また、ペルーの公立学校は水泳の授業がないところが多く、きちんとした泳ぎ方を知らない。だからみんな好き勝手なことを言うんです。「自分の子を優先しろ」とか「私は自分の好きなように泳ぎたい」

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