"女優・森カンナ"はどんな人? 『びったれ』先入観のまま直撃取材「人を叱れるほど、しっかりした人間ではありません」
――もともとモデル活動をされていて、オーディションで演技をする機会が重なったことが、女優になるきっかけだったそうですね。最初は興味のなかった分野だったのでしょうか。
それまで女優に興味はありませんでした。パリコレに出ていた田辺あゆみさんとか、むしろモデルさんの方に憧れていました。背があまり伸びなくてこれからどうしようかと思っている時に、オーディションで演技をする機会が増えて、そこに面白さを感じました。
――それからどのあたりで演技の魅力、やりがいを感じるようになったのでしょうか。
最近だと思います。現場が楽しいと思えるようになったのは本当に最近です。
――2010年のドラマ『インディゴの夜』(フジテレビ系)では、性同一性障害のホスト役でした。難しい役だったと思いますが、番組サイトのインタビューでは「お芝居については勉強中の身ですが、正直演じることに対して"楽しみ"を感じたことはまだないんです」「私にとって撮影をしている現場は"戦場"。その中でお芝居技はひたすら難しいし、分からないことだらけです。自分の思うようなお芝居ができて、アイディアもどんどん出せるようになったら、『お芝居っておもしろい』と思うのかもしれないですね」