くらし情報『2045年問題でビジネスシーンは目まぐるしく変化するのか?』

2015年12月11日 15:31

2045年問題でビジネスシーンは目まぐるしく変化するのか?

2045年問題でビジネスシーンは目まぐるしく変化するのか?
○技術的特異点を迎える2045年

ビジネスシーンの変革というキーワードで我々が思い出すのは、19世紀の産業革命ではないだろうか。多くの農民が賃金労働者に転職し、英国を中心とした周辺国の労働バランスを著しく変化させた。同様の流れは社会情勢に合わせて日本でも発生してきたが、英オックスフォード大学のMichael A. Osborne准教授とCarl Benedikt Frey博士の共著論文「The Future of Employment: How susceptible are jobs to computerisation?(2013)」(論文PDF)では、さらに過酷な状況を示している。

「コンピューターの技術革新により、人類が担ってきた多くの業種がなくなる。米国労働省のデータと照らし合わせると、今後10~20年程度で47パーセント、702の職種が自動化される」と論じている。同様の調査を野村総合研究所も行い、日本の労働人口の49パーセントがコンピューターで代替可能と発表した。抜粋すると学校事務員、行政事務員、スーパーの店員といった職種が目につく。他方で今後も安全な(=代替されることがない)

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