2015年12月18日 14:31
Windows 10 Insider Previewを試す(第37回) - 次期大型アップデート「Redstone」へ続くビルド11082
と語る。
"One Windows"構想は2014年に開催した「Build 2014」で明言化したものだが、Aul氏の説明をそのまま受け取ると"未だ道半ば"という印象を拭い切れない。だが、同氏は「2016年から始まる新機能の実装や既存機能の改善を行うため、OneCoreが正しく構成されているかリファクタリング(ソースコードを手直しして保守性や拡張性を向上させる手法)を行っている」と述べ、WaaS(Windows as a Service)の実現に向けて取り組んでいることを示した。
そもそもWindows 10は「Threshold(スレッショルド) 1」というコード名で開発が行われている。November Updateは「TH2」と名付けられているが、Threshold 2の略称であることは察するまでもない。そして次のアップデートは「Redstone(レッドストーン)」というコード名を持ち、2016年夏頃リリースすると噂されている。
そしてWindows Insider Programに参加しているWindows 10 ビルド10586では、既にその布石が行われていた。HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsSelfHost\Applicabilityキーの文字列値「BranchName」