2015年12月18日 14:31
Windows 10 Insider Previewを試す(第37回) - 次期大型アップデート「Redstone」へ続くビルド11082
や「UserPreferredBranchName」を見ると、データには「rs1_release」が確認できる。海外のニュースサイトでは、Windows Updateの設定画面から「rs1_release」を選択する項目が出現したというスクリーンショットを2015年11月の時点で取り上げていたが、周到にRedstoneへのアップデートが進められていた証拠だ。
Aul氏はブログで「今後のWindows 10 Insider Previewはアップデートのペースを速める」と述べている。これは多くのWindows Insider Program参加者からのフィードバックに応える形だ。具体的には以前「カナリアリング」と呼ばれていた社内向けに近いビルドをファーストリングに提供するが、それに伴い「一部の人々は小さな痛みを伴う可能性がある」と同氏は説明している。つまり"多くのバグに晒される可能性"が高まるということだ。新機能とバグのトレードオフになってしまうが、これを厭うWindows Insider Program参加者はスローリングに変更するといいだろう。
なお、ビルド11082にもいくつかの問題が確認されており、言語パッケージやオプション機能といったオンラインベースで追加するコンテンツはインストールに失敗する。