巨人Intelに挑め! - 自作PCユーザーを歓喜させたK6シリーズ (13) 【番外編】失敗を通して学んだディナーのマナー
さて、ノーベル賞の記事によれば、ストックホルムの市庁舎の大広間での晩餐会では、1350人のゲストが集まり、260人の給仕によって料理とワインが振舞われたという。これはたいそう大きなディナーである。しかも、出席者たちは皆選ばれた人たちであり、写真を見ると皆正装で、さぞかし華やかなのであったことが察せられる。私が経験したディナーはせいぜいAMDのカンファレンス、レセプションなどでのもので、ストックホルムでの晩餐会と比較できるものでもないが、基本的なマナーは心得ているつもりである。
○大勢でのディナーの心得
以前にAMDのセールスカンファレンスについての話を書いたが、私が経験したディナーの最大規模のものはハワイでのカンファレンス最終日のディナーである。600人の従業員が一堂に会して食事をするものである。
まず服装であるが、会議初日に渡される日程表にはきちんとドレスコードが書いてある。ドレスコードというのはそのディナーあるいはレストランに来るゲストに前もって知らせる服装の指示書である。
日本の場合ではだいたいその場のメンバー、雰囲気に合わせて"阿吽の呼吸"で判断して来るのでこんな指示書は必要ない、しかし米国などではそれぞれの人たちが違った解釈をするので収拾がつかなくなるのを避けるためにこれがある。