25歳のあなたへ。これからの貯"金"講座 (33) コミックエッセイ『産まなくてもいいですか?』が描く30代働く女性のリアル(前編)
夫婦で協力することが欠かせない。夫はどのくらい育児をやる気があるんだろう…。
夫の反応は現実的です。送りはできるけれど、夜は仕事があるから無理。共働きの同僚が育児のために早く帰っていたら左遷されたから…。こう言われると、チホは黙ってしまいます。夫婦ふたりで快適で楽しい生活。この生活を大きく変えてまで、子どもが欲しいのだろうか、と。
少子化について考える、すべての人に読んでいただきたい本です。次回は、この本を読んで、子持ちの私が引き込まれた理由を考えてみます。
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○著者プロフィール
●治部れんげ豊島逸夫事務所副代表。
1974年生まれ。1997年、一橋大学法学部卒業。同年日経BP社入社。記者として、「日経ビジネス」「日経マネー」などの経済誌の企画、取材、執筆、編集に携わる。
2006年~2007年、フルブライト・ジャーナリスト・プログラムでアメリカ留学。ミシガン大学Center for the Education of Woman客員研究員として、アメリカ男性の家事育児分担と、それが妻のキャリアに与える影響について研究を行う。