2016年1月5日 08:00
本田翼&山本美月、映画『少女』で主演! "死"見たいJK役、湊かなえも太鼓判
女優の本田翼と山本美月が、『告白』(08年)などで知られる作家・湊かなえ氏による小説の実写化映画『少女』(2016年秋公開)で主演を務めることが4日、明らかになった。本田と山本が共演するのは本作で4度目となる。
2009年に第6回本屋大賞を受賞し、2010年には映画化もされ38億5,000万円の興行収入を記録した『告白』。本作の原作は、そんな『告白』の次作として湊氏が発表した同名小説だ。メガホンを取るのは、三島有紀子監督。「人が死ぬ瞬間」を見たいという欲望を胸に、別々の夏休みを過ごす2人の高校2年生、桜井由紀(本田)と草野敦子(山本)を描く。
本田が演じる由紀は、親友の敦子から見ても、何を考えているのかつかめないところがある女子高生。家族と共に認知症の祖母の介護をしているが、ある一件から祖母によって左手に一生消えない傷を負わされ、憎悪を抱いている。
一方の山本演じる敦子は、天真爛漫(らんまん)で少し空気の読めない側面もある女の子。過去にいじめを受けた経験があり、過度の不安から、人の悪意に触れると過呼吸になってしまうこともあるという役どころだ。
本田は、「これまで私が演じてきた役は、明るいキャラクターが多かったので、由紀の様な役柄は正直少し不安だった」