くらし情報『260兆円市場が静かに広がりをみせる「APIエコノミー」』

2016年1月12日 10:26

260兆円市場が静かに広がりをみせる「APIエコノミー」

このように述べると認証などサイバーセキュリティ面のリスクが頭をよぎるが、これらは既存のセキュリティ対策技術が功を奏す。現在多くの企業がAPIを提供しているが、APIエコノミーという観点から見れば黎明期というべき現状だが、ここからセキュリティ対策に優れたAPI、劣ったAPIといった淘汰が始まるはずだ。

昨今は「エコシステム」という企業間の事業連携協業を指すバズワードが盛り上がりをみせていた。だが、APIエコノミーはより現実的に、提供できるデータで新たなビジネスを生み出せるのか、他企業のAPIを利用すればビジネス規模の拡充につながるのか、といった発想が可能になる。経営者や現場の担当者は新たなビジネスチャンスにつながるAPIエコノミーに注目し、自社で何ができるのかを一考すべきだ。

阿久津良和(Cactus)

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