くらし情報『多様化するウェアラブル端末 - メガネから肌着まで、ウェアラブルEXPOで発見したモノ』

2016年1月14日 09:33

多様化するウェアラブル端末 - メガネから肌着まで、ウェアラブルEXPOで発見したモノ

グンゼの衣料型ウェアラブルシステムでは、姿勢のチェック、活動量や心拍数、消費カロリーなどを計測できる。姿勢のチェックとは、猫背になっていることを知らせるものだ。計測データはスマートフォンに送信される。

使用されているのは、やわらかくてフィットしやすいニット繊維に導電性を持たせた素材だ。この素材は単純に配線として使用されているだけではない。伸ばしたときに抵抗値が変化するものと、変わらないものの2タイプが開発されており、抵抗値が変化する繊維はセンサーになるのだ。今回の衣料型ウェアラブルシステムでは、伸ばしたときに抵抗値が変化する導電性ニット繊維を背中の部分に使用しており、繊維が伸びたときに猫背になったと検知する仕組みだ。繊維の太さをコントロールすることで抵抗値を変えられるので、ヒーターとしても使える。


○「電子回路を着る」時代が来るか

セメダインブースでは、光る着物を展示していた。光っているのはLEDだが、配線部分には、導電性の接着剤「セメダイン SX-ECA」が使用されている。SX-ECAは、硬化した後でも柔軟性を持っており、塗られた素材の変形に対応できる接着剤。単純な配線だけでなく細かな回路パターンも形成可能で、まさにウェアラブルといえる"着る"デバイスにおいて広く活用できそうだ。

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