下野紘と福原香織が語る『カード・バトルZERO』の魅力 - 日本のアニメにインスパイアされた独特な世界観に注目
福原「校長いいですよね。私も大好きです(笑)」
下野「おもにジョンとマックスとヒロの3人で行動していて、それが主人公チームみたいになっているのですが、その3人がちょっと擦れるんですよ。校長がちょっと本気を出すと、濃くなりすぎて主人公たちが擦れる。『一方、その頃校長は?』みたいなシーンがあったりもして(笑)」
福原「学校経営もちょっとブラックですよね」
下野「ブラックだし、適当だし。寄付金が大好きで、栄誉よりも金だって言うね(笑)」
――オープニング映像を観た感想はいかがですか?
下野「曲ひとつでこんなにも変わるんだなって思いました。カッコよくなっていますし、歌と映像を合わさるとこんなに面白くなるんだって(笑)。あらためてコミカルなシーンが多い作品だと思いました。日本のアニメは、けっこうダメ出しの嵐になってしまうので、あまり自分が出ている作品は観ないんですけど、こういう形にしてもらえるとすごく観やすいですよね」
福原「最初は、ヒロたちが戦っているシーンを90秒にまとめてくると思っていたんですよ。
そうしたら、意外とコミカルなシーンも散らばっていて。でもそのコミカルなところは『カード・バトルZERO』の良さでもあるので、すごく予想外ではありましたが、このバランス感がはちゃめちゃな『カード・バトルZERO』の世界観なんだと思いました。