下野紘と福原香織が語る『カード・バトルZERO』の魅力 - 日本のアニメにインスパイアされた独特な世界観に注目
元々は『Biology!』なので、最後は開き口になるんですけど、『生物学!』だと閉じなきゃいけない。母音が"い"と"う"で違っているので、そこはかなり試行錯誤しました。基本的には僕らの仕事は、絵のキャラクターの口の動きにあわせることなので、それをどこまであわせられるか、スタッフの方と一緒になって作り上げている感じです」
福原「ルシンダの場合、今のところ、そこまで苦労はしていないのですが、リアクションがやはり外国なので、ちょっと大変ですね。日本ならそこまでテンションを落とさないところでも、急にため息が入ってきたり。やはり感覚が違うので、そこをしっかりと読み取りながら演じています」
下野「どこかで自分の普段やっているアニメとは違うニュアンスなんだということをしっかり意識していないと、追いついていかない感じです」
――外画の吹き替えとはまた違うのでしょうか?
下野「外画とも違うと思います。外画と日本のアニメのちょうど中間なんじゃないかなって思っています」
――ちなみにアドリブを入れたりする場面はあるのでしょうか?
下野「アドリブはあまり入れないようにしてますが、どうしても癖で、表情変化があったり、口を開いたりすると、ついやりたくなってしまいます(笑)。