篠原涼子&岩田剛典、『金魚妻』で新境地「これ以上怖いものがない」「新しい色がついた」
みんなNetflix好きなので。
●演じた役に共感岩田剛典はターニングポイント明かす
――演じた役とご自身の似ているところや、共感したポイントを教えてください。
篠原:さくらは自分の意見を素直に表現することができない女性ですが、自分の芯をしっかり持っているというイメージで演じました。私自身も人に意見を言えない人間でしたが、自分で自分のことを表現する仕事なので、もっと伝えなきゃいけないなと思って、どんどん意見を発するようになりました。そうするとすごく楽になるし、本来の自分がわかるように。さくらも春斗と出会うことによって解放されて新しい自分を見つけていくので、すごく似ているなと思います。
――意見を言えるようになったのは、何かきっかけがあったのでしょうか。篠原:何も言わないと、やる気がないのかなとか、この人にオファーしなくてもいいんだとか、そう思われたことがあって、これは良くないなと。
すごくやりたいし、熱意もあるけど、それを表に出すのはカッコ悪いと思っていましたが、しっかり自分の思いを言葉にしないといけないと身に染みて感じ、ちゃんと発言するようになりました。今では言わなくていいことまで言うようになってしまいましたが、そんなかわいいときもあったんです(笑)