篠原涼子&岩田剛典、『金魚妻』で新境地「これ以上怖いものがない」「新しい色がついた」
また、ライブツアーで実際に自分の息子がお客さんに応援してもらっているのを見た時に、自分の道とは違うけど、頑張れっていう気持ちになってくれたと思います。
――撮影に向けて事前に準備したことがありましたら教えてください。
篠原:初めて自分の体を世の中にさらけ出すという意味では、失礼のないように、作品のストーリーをぶち壊さないように、体づくりは多少やりました。また、弱い女性だけど、弱々しさばかりではなく、隙間隙間に自分の強さをしっかり描きたいという意識で演じました。
岩田:さくらと春斗のシーンがとにかく多く、篠原さんとずっと一緒にいる役だったので、芝居の呼吸が自分の独りよがりにならないように、その場で空気をつかんでいいシーンになったらいいなと思っていました。意識的にそうしたというより、現場にいたら自然とすごくいい雰囲気に。作品に入る心持ちとしては、コミュニケーションをしっかりとって信頼関係を築くことを大切にしていました。
――体作りもされましたか?
岩田:正直、ツアー中だったらもっとすごいですよ(笑)。
なので本当に何もやらなかったです。
●互いの魅力を実感「すごく好き」「尊敬できる方」