2016年1月21日 09:00
うちのオウンドメディア (3) 紙媒体の社内報を発展させてスタートした「opt cafe!」
「ネタ出しのノルマはなく、出し合ったネタの中で採用になったものはバランスを取りながら担当を決めています。大まかに分野ごとの担当はありますが、同じ人が連続してしまう場合には分担しますし、記事作成が偏れば他の業務を残りの人で分担するなどして調整しています」と高村さん。
社外の人へのインタビューも行うが、メインになるのは社内のインタビューや、経営層からのメッセージ発信だ。その人が何をしているのか、どういった人柄なのかを理解するため、普段から広報の人たちは社内のさまざまな部署と交流を深めているという。
「メンバーの経験や年齢がほどよくバラけているので、各自がネットワークを広げることでネタを見つけ、出演交渉をしやすくしています」(高村さん)
○登場人物には妥協せず、更新頻度も下げない努力
オプトには「一人一人が社長」という社是がある。「opt cafe!」もこれをコンセプトにしており、同じ人ばかりでなく、より多くの人に登場してもらえることを考えているという。その工夫の1つが、前述のスタッフの人脈を広げることだ。
そしてもう1つの工夫は、社員に「出たい」と思ってもらえるようなメディアにすることだという。