2016年1月22日 08:00
若き起業家たちの夢とその戦略 (16) 僕が、学生から"10代の女性向けサービス"で起業家になった理由
当時は会社化していなかったので肩書はありませんでしたが、8月に法人化した際に初期メンバーだった僕と友人が共同代表になりました。ただ、昨年10月末にその彼が会社を離れることになり、現在は男性3名体制です。
そのほか、外部の方にスポットで仕事をお願いしています。ミニマムな組織ですが、MAKEYのような「ユーザーに発信してもらうタイプのサービス(以下、CGM)」において、プラットフォーマーの一番の義務は「サービスを見守ること」「半分のっとられた状態にすること」だと思っていて。自社でコンテンツを制作する必要がないぶん、カスタマーサポート(CS)が大きなウエイトを占めてきます。今はエンジニアもCSを兼務してくれていますね。
○女性向けコンテンツを作れないからプラットフォーマーに
―― そもそも「10代向けのメイクハウツー」に絞った理由は何なのでしょう?
そうですね。サービスの構想を練っている際に、ITならではの伝達力の強さと好相性の層は何だろう?――そう考えて浮かんだのが、影響力のある10代女性たちでした。
ITに彼女たちの口コミ力が掛け合わされると、ものすごい拡散力があるのではと思ったんです。