くらし情報『「イクメン」提唱者が語る今の"なんちゃってイクメン"に必要なこと』

2016年1月23日 08:00

「イクメン」提唱者が語る今の"なんちゃってイクメン"に必要なこと

○夫は愛されたくてすねている

――子どもがうまれてからは、夫にどう協力を仰いだらいいでしょうか

僕の周りでは、妻からネガティブなことしか言われていない男友達がすごく多いんですね。イクメンブームで、男も子育てをするものだという雰囲気で女性たちが結婚して、夫を見てがっくりくる。それで僕の名前を引き合いに出して「渥美さんを見習ってほしい」とか言われているわけです。僕には困ったところがたくさんあるのに、いいところだけ切り取ってね。

まずは片目をつぶって、相手がやってくれたことをほめる。特に自分の子どもがお父さんを自慢することをぜひ実践してほしいと思います。特に、子どもにほめられると男性は変わると思います。妻と子どもの言葉ってすごく大きいんです。


以前、家族とうまくいっていない男友達を誘って、一緒に父子旅行をしたときに、僕は友人の子どもたちに向かって友人がどんなにいいやつか、友達甲斐のあるやつか、学生時代のエピソードの数々を面白おかしく話しました。すると、子どもたちはお父さんにリスペクトの目を持つようになった。そしたら友人はすごく張り切っていましたよ。ここまでがんばるのか、というくらい、旅行中がんばっていました。

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