2016年1月26日 07:00
タイには、自分のペースで無理なく開発できる文化がある - ゲーム開発者として活躍するタイ人の働き方
■今の仕事で大変なこと、嫌な点は?
月によってはタイトなスケジュールで開発の依頼が入ります。ごく稀にですが、残業しなければ納期に間に合わない案件が舞い込んで来ることがあり、ストレスを感じる時もありますが、それが成功に結びつくと思うと少々の苦労は乗り越えられると考えています。
■自分の国の労働環境で気に入っているところ、満足を感じる点は?
日本では残業が多く、非常にストレスを抱えながら仕事されている状況があると伺ったことがあります。その点、タイにおいては、基本的に自分のペースで無理なく開発に臨めていると感じています。マイペンライ(問題ないよ、気にしないで、大丈夫だよ、などの意味で使われるタイ特有の言葉)という文化があるように、細かいことを気にしない風土は居心地良く仕事できているのではなかと考えています。
また、最近ではインターネットインフラの普及が急速に発展していて、さすがに日本の光ファイバーのようなスピードにはとどかないものの、主要なプロバイダーでは最大30MBや50MBのプランも目にするようになり、実測でも10~20MB程度のスピードが出ているので、開発者としては非常に快適な環境になったと実感しています。