2016年2月2日 15:03
Facebookで差をつけろ! 事例に学ぶマーケティングの極意 (8) 広く深いターゲティングで高いコンバージョン率を獲得した「GILT」
にあると分析している。
同社は性別や年代でターゲットをセグメントして広い層にリーチする一方、アクションを起こしつつもレジストレーションに至らなかったユーザーをリタゲして新規顧客の獲得率をアップ。顧客と属性の近いユーザーにターゲットを絞れるFacebook広告の機能「類似オーディエンス」を活用して、確実に買ってくれそうなユーザーへアプローチすると同時に、休眠ユーザーにはさらに細かく的を絞った広告表示でもう一押しすることで、コンバージョン率を高めることに成功している。つまり、広く当たりつつも、一方で深いターゲティング&アプローチが功を奏しているというわけだ。
Facebook広告はターゲットごとに広告表示を最適化でき、その精度がとても高く、うまく当たれば成果につながるとのことだが、社内で「ターゲットをどれほど絞れば効果につながるか」といったノウハウが、少しずつ蓄積されているそうだ。たとえば以前は、最初のターゲティングでもう少し趣味趣向なども考慮していたが、その方法ではターゲットの年代が偏ってしまうことがあった。
ターゲットを性別と年代で区切り、かつ「類似オーディエンス」でターゲティングした層と被らないよう工夫したところ、より広い層にリーチできるようになって効果が改善されたという。