くらし情報『シリコンバレー101 (649) 視聴者数は減少、それでもスーパーボウル広告が500万ドルを突破した理由は?』

2016年2月18日 13:00

シリコンバレー101 (649) 視聴者数は減少、それでもスーパーボウル広告が500万ドルを突破した理由は?

シリコンバレー101 (649) 視聴者数は減少、それでもスーパーボウル広告が500万ドルを突破した理由は?
少し前の話になるが、2月7日に米カリフォルニア州サンタクララで第50回スーパーボウルが開催された。今年のTV中継の視聴者数は1億1190万人で、CNN Moneyによると「スーパーボウル50、視聴者数がTV史上第3位」である。30秒CMスポットの料金は500万ドルに到達、1ドル=113円換算で5億6500万円だ。TV健在……と言いたいところだが、それは数字の読み方次第。「スーパーボウルの視聴者数、記録に届かず」や「スーパーボウル視聴者数、1億1190万人に落ち込む」というような記事もあるのだ。で、実際の風向きはどっちなのかというと、個人的な印象は後者である。

これまでのTV視聴者数の第1位は昨年のスーパーボウル49の1億1440万人、そして第2位は2014年のスーパーボウル48の1億1220万人。毎年トップ3の記録を次々に塗り替えているのだからスーパーボウルのコンテンツ力はものスゴい。
その数だけでも称賛に値するが、統計を見ると2010年から伸び悩み状態が続いている。

一方、CMスポット料はというと、視聴者数がぐんぐん伸びていた時期の上昇の方が緩やかで、視聴者数の伸びが頭打ち気味になってからぐんぐん伸びている。

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