くらし情報『工藤阿須加、俳優兼農家の今 農業での“本質に触れる感覚”が芝居にもプラスに』

2022年4月22日 11:00

工藤阿須加、俳優兼農家の今 農業での“本質に触れる感覚”が芝居にもプラスに

それを見極めるためには、まずは自分が聞き役に徹して、相手の人となりを話してもらうことが大事だと思っています」と語る。

“人の話に耳を傾ける力”を培った原点は、「小さな頃から、大人がいる環境に触れることが多かったからかもしれません。また5人兄弟の長男で育ったことも、影響しているかもしれませんね。5人それぞれ性格も違うし、集まったときには言うこと、やることも違いますから(笑)。僕の家族は、助け合う家族だと思います。妹や弟に助けてもらうことも多いですし、本当にいい妹、弟たちです!」と家庭環境も影響している様子。

続けて「僕は『すべての物事は表裏一体なんだ』と思っているところがあって。誰かから見たらいいことでも、誰かから見たら悪いことに感じることだってある。
誰かにとっての正義が、誰かにとっての悪になることだってありますよね。人によって視点が変われば、物事の捉え方もすべて変わってくる。いつの間にかこうやって世界を見るようになっていて、それはもう僕のクセになっています」とモットーを告白。「自分視点だけで生きていると、世界が狭くなりますから」とさまざまな側面から物事を見つめているという。

●俳優と農家の両立「1日24時間では足りない(苦笑)」

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