くらし情報『オバマ大統領も活用した行動経済学理論で、青少年のスマホ依存解消に道筋?』

2016年3月12日 08:00

オバマ大統領も活用した行動経済学理論で、青少年のスマホ依存解消に道筋?

と、開発の目的を語る。

アプリは"ホームアプリ"であるため、Androidアプリでの提供となる(iOSアプリは検討中)。前述の"うながし"を主眼に、ホーム画面を何でも利用できる「通常モード」と、勉強に集中する「勉強モード」に切り分け、設定時間ごとにモードが遷移する。通常モードと勉強モードにはそれぞれ、利用するアプリを指定し、勉強モードであれば辞書や電卓、勉強サイトのみにフィルタリングしたブラウザと制限を課す。一定の時間を超えれば通常モードに戻し、自由に遊べるようになる。

ここで重要となるのが"うながし"であり、NUDGEにもとづく「Feedback」や「Incentive」「Group Bias」「Min.Monitor」などの"うながしコンテンツ"を独自に用意した。

例えば、Feedbackでは、勉強時間のトータルを把握できるほか、ホーム画面がひび割れするエフェクトをかけることで「勉強モードに戻さなければ」という意識付けを行う。また、わかりやすい例はGroup Biasだろう。
いわゆる"同調圧力"にも近いが、「ほかの友達が勉強に取り組んでいるよ」とユーザーの子供に気付かせることで、勉強モードに戻させる。

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