くらし情報『流行ダイエットの落とし穴 (3) ダイエット中、「水1日2リットル」は正解? ‐ 注意したい"水毒"とは』

2016年3月14日 17:00

流行ダイエットの落とし穴 (3) ダイエット中、「水1日2リットル」は正解? ‐ 注意したい"水毒"とは

「水を飲むことで基礎代謝が増加します。それに伴って脂肪の燃焼効率が上昇するので、ダイエット効果も見込めます」と田原医師。

○ダイエットに適した「硬水」の注意点

では、体質や水の種類によっては勧められない場合もあるのだろうか。

一般的な基準では、水中に含まれるミネラル(マグネシウムとカルシウム)の量を示す硬度によって、硬度100ミリグラム/リットル以下の水は「軟水」、硬度101~300ミリグラム/リットルは「中硬水」、硬度301ミリグラム/リットル以上は「硬水」と分類されている。日本の水のほとんどは軟水なのに対し、ヨーロッパや北米などの水は硬水が多い。硬水は、ダイエット中に不足しがちなミネラルを補うほか、便秘改善や脂肪吸収を抑える効果も見込めるため、ダイエットに適しているといわれる。

しかし田原医師は、硬水を取り入れる際の注意点も指摘する。「マグネシウムの含有量の多い硬水は、胃腸障害を引き起こす原因となります。
胃腸の弱い方や抵抗力の弱い赤ちゃんや成長期のお子さんなどは、硬水を控えるのが望ましいと思われます」。○過剰摂取が引き起こす「水毒」とは

近年、水分の摂りすぎによって生じる「水毒」

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