くらし情報『流行ダイエットの落とし穴 (3) ダイエット中、「水1日2リットル」は正解? ‐ 注意したい"水毒"とは』

2016年3月14日 17:00

流行ダイエットの落とし穴 (3) ダイエット中、「水1日2リットル」は正解? ‐ 注意したい"水毒"とは

も話題になっている。水毒とは、東洋医学(漢方)の考え方で、体内に余分な水分がたまり、排せつされないことによってさまざまな症状が起こることを言う。

その原因について、「水分の過剰摂取による体の冷えは血管の収縮の原因になり、腎血流量(腎臓を流れる血液量)の低下につながります。それによって適切な水分の代謝力が落ちてきます」と田原医師。

そして、「理想的な水分の割合は体重の約70%。それ以上になると体がむくむようになり、血液中のナトリウムイオン濃度が低下します。ナトリウムイオン濃度が低下すると疲労感、頭痛、嘔吐(おうと)、神経過敏、けいれん、昏睡(こんすい)などの症状の原因になります」と続けた。

○冷水に注意、一度に大量に飲まない

最後に、ダイエット中の水分補給についての注意点、適切な取り入れ方をお聞きした。


「一般に人の体に必要な水分量は1.5~2リットルですが、普通に食事をしたり、お茶を飲んだりしていることを踏まえると、過剰摂取は避けるべきです。さらに、体を冷やしすぎる冷水の摂取には要注意。また、一度に大量摂取すると胃腸に負担をかける原因になりますので、少しずつ摂取することが望ましいでしょう」。

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