2016年3月18日 14:01
強みである省・小・精の技術に基づいた価値を提供 - 複合機市場への本格参入を宣言したエプソンの新戦略
セイコーエプソンは、長期ビジョン「Epson 25」および中期経営計画「Epson 25 第1期中期経営計画」を発表。2025年度に、売上高1兆7000億円、事業利益2000億円、ROS(売上収益事業利益率)12%、ROE(親会社所有者帰属持分当期利益率)15%を目指す。また、「Epson 25」を3期に分けて長期経営計画を実行。第1期では、最終年度となる2018年度の売上高を1兆2000億円(2015年度見通し1兆1000億円)、事業利益960億円(同820億円)、ROSは8%(同7.5%)、ROEでは継続的に10%以上(同11.8%)を目指す。
また、2018年度のセグメント別売上高は、プリンティングソリューションズが8050億円(同7420億円)、ビジュアルコミュニケーションが2000億円(同1800億円)、ウエアラブル・産業プロダクツが1950億円(同1760億円)とした。
セイコーエプソンの碓井稔社長は、「ここで掲げた計画はやりきる、またやりきる自信がある」と強く宣言。「Epson 25では、エプソンの強みである省・小・精の技術に基づいて生み出す『スマート』、『環境』、『パフォーマンス』が、提供できる価値となる。