2016年3月18日 14:01
強みである省・小・精の技術に基づいた価値を提供 - 複合機市場への本格参入を宣言したエプソンの新戦略
これにより、エプソンブランドの価値を徹底的にあげていく」とした。
さらに、「なかでも、インクジェット技術にフォーカスし、ホーム市場での競争優位性を確立するとともに、高速ラインヘッド技術を極める。これにより、レーザープリンタを凌駕する品質、耐久性、メンテナンス性、低プリントコストを実現した小型、高精細機種をオフィス市場に投入する。インクジェットプリンタによって、レーザープリンタを置き換えるだけでなく、ラインインクジェットプリンタによって複写機も置き換えていく。これにより、オフィス市場開拓を軌道に乗せるととともに、オフィス製紙機のペーパーラボを組み合わせた循環型の印刷型環境を実現することで、新たなオフィス環境を実現していきたい」と語った。
いわば、エプソンが複合機市場への本格参入を宣言したともいえ、同社独自のマイクロピエゾ方式のインクジェット技術によって、複合機対抗製品を新たに投入していく姿勢を示した。
オフィス向けインクジェットプリンタについては、「キヤノンやブラザーといった競合に対しても、性能面、コスト競争力、製品の魅力でも勝ったものを実現する。また、これまでも負けてきた認識はない。