くらし情報『春ドラマ19作を総括! ベスト作品&俳優は『重版出来!』 - アンハッピーエンドの復活と、"親近感"のヒロイン像』

2016年6月30日 10:00

春ドラマ19作を総括! ベスト作品&俳優は『重版出来!』 - アンハッピーエンドの復活と、"親近感"のヒロイン像

前作『ちかえもん』のあとだけに、気軽に見られる美男の痛快作がうまくハマった。
採点:【脚本☆演出☆☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆☆】

○『警視庁・捜査一課長』木曜20時~テレビ朝日系

出演者:内藤剛志、斉藤由貴、金田明夫ほか
寸評:「刑事ドラマの二番手」に慣れた内藤が、主役に昇格して捜査一課長の威厳をソツなく体現。昭和から続く刑事ドラマのボス像を忠実に描いているのは、枠の視聴者を踏まえた中高年向けのベタな演出か。脚本の流れが窮屈で、「2時間ドラマを連ドラにするのは難しい」と改めて実感させられた。
採点:【脚本☆演出☆キャスト☆☆視聴率☆総合☆】

○『グッドパートナー 無敵の弁護士』木曜21時~テレビ朝日系

出演者:竹野内豊、松雪泰子、杉本哲太ほか
寸評:事件解決がメインの『99.9』とは異なり、こちらは正統派の弁護士ドラマだった。「法律を駆使してどう勝つか?」に加えて、弁護士バッジを外して人情を絡める展開は、さすが福田靖。元夫婦のやり取りも楽しく、コメディパートを交えながらも地に足のついた印象で、続編が期待される。
採点:【脚本☆☆☆演出☆☆キャスト☆☆☆視聴率☆☆総合☆☆☆】

○『早子先生、結婚するって本当ですか?』木曜22時~フジテレビ系

出演者:松下奈緒、貫地谷しほり、佐藤仁美ほか
寸評:松下はショートヘアで気合十分だったが、脚本・演出ともにひと世代前の婚活ドラマ風味で、視聴者の共感を集められず。

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