2016年7月15日 21:00
『ファインディング・ドリー』監督、『ニモ』からの進化に自信! ドリーに込めた思いも
「ありのままの自分を受け入れられたら幸せだ」という大切なテーマが根底にありますが、このテーマに込めた思いをお聞かせください。
アンドリュー:それが、ドリーがしなければならないことだと僕は最初から思っていたからなんだ。ドリーのことが心配になり、ドリーの物語は未完だと思って続編を作ろうと決めた段階から、彼女を海で1人さまよう最悪な状態に追い込まなければいけないけれど、彼女の内なる自信が「大丈夫だ」と言ってくれるという状態をつくろうと考えた。「自分を信じればいいんだ」というのは、どんな親も自分の子供に願うことだと思う。そこがゴールだというのは最初から見えていたんだ。
――今回登場したキャラクターで、心配なキャラはいませんか?
アンドリュー:なるほど、そうきたか(笑)
マクレーン:劇中に出てくるおもちゃのロボットの魚はどう?(笑)
マクレーン:いいね! みんな『ファインディング・ハント』を作ればって言うんだけど、僕自身8年間、水、魚とつきあってきてちょっとお休みがほしいので、まずは『ファインディング・アンドリュー』かな(笑)
■プロフィール
アンドリュー・スタントン
1965年、米マサチューセッツ州出身。