くらし情報『テレビ屋の声 - 第8回 テレ朝『しくじり先生』北野貴章氏が明かす失敗体験を引き出すコツ…長時間の打合せで「アホなふりして聞く」』

テレビ屋の声 - 第8回 テレ朝『しくじり先生』北野貴章氏が明かす失敗体験を引き出すコツ…長時間の打合せで「アホなふりして聞く」

そのために、教科書を画面で見せたときに、テキストを読むだけで、しくじりの内容が分かりやすいようにしているんです。ページを何枚かまとめたら、授業の流れが把握できるように、テロップの付け方を意識しています。

――そうすると、ネットに親しんでいる若い層も見やすいという利点がありますよね。

そうですね。僕は若い人にテレビを見てもらいたいので、そこはすごく気にしています。だから、しくじり体験でも、SNSでたたかれてしまったとか、そういうエピソードを多めに入れていますね。

●視聴者に"ながら見"されたくない
――もうすぐ先生が100人に達するそうですが、北野さんの中で特に印象深いのは、誰の授業ですか?

それぞれ面白さがあるので、難しいですね…。実は、深夜からゴールデンに上がるとき、すごく嫌だったんです。
そこで、深夜のレギュラー1回目に出てもらったオリエンタルラジオの中田敦彦さんに、深夜の最終回で「ゴールデンへ向かうしくじり先生にエールを送る授業」をしてもらおうと考えたんです。『しくじり先生』のすばらしさを伝えて、ゴールデンでもコンセプトを変えずにやるんだということをプレゼンしてもらおうと思って。

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