くらし情報『独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (2) 天才型俳優・藤原竜也が生み出した、夜神月と聖地・新宿ジョイシネマ』

2016年10月22日 12:00

独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (2) 天才型俳優・藤原竜也が生み出した、夜神月と聖地・新宿ジョイシネマ

役者さんは、「役と脚本をとてつもなく考えている人たち」とも言えると思います。

――死神との絡みなどで、藤原さんの演技力が光った瞬間は?

竜也くんは、完成した映像を見ても分かるとおり、死神への視線の送り方が完璧だったり、CG合成のためには何度も同じ芝居を繰りかえさなければならないのですが、それをいともたやすく実行できたりと、テクニック的なところもすばらしいと思います。『デスノート』の世界観が実写で成立し、ここまで受け入れられたのは彼がいたからこそ。また、その状況に合った感情をリアルに表現できるような演技力はもちろんですが、「同じことを何度もできる」のは役者・藤原竜也のすごさ。舞台を何度も経験しているだけあって、全く同じ動きを何度もできるんです。さらに、同じ動きが出来る人は沢山いるかもしれませんが、同じテンションと観客に与えるエモーションを毎回ハイレベルで出せるのは竜也くんの凄いところです。

Lという極端に異常な存在というのは、もしかしたら役者にとってはアプローチしやすいキャラクターかもしれません。でも、夜神月は天才ではあるけれど外見はいたって普通の大学生です。
竜也くんは役者としてネタバラシをしないという美学を持っていると思うので、いつも役作りについて語りませんが、相当、夜神月のことを考えに考え抜いて挑んだはず。

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