くらし情報『独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (18) 佐藤Pがまさかの異動! Huluオリジナル3作裏話と"デスノの真髄"』

2016年11月8日 13:00

独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (18) 佐藤Pがまさかの異動! Huluオリジナル3作裏話と"デスノの真髄"

信介監督のスケジュールはタイトでしたが、その熱い思いに応えることで、映画本編と同じキャスト、同じ監督という、昨今のスピンオフでは実現していない最高の座組みで臨むことが出来ました。

○なぜ紫苑篇で強烈メッセージ?

――三島と竜崎の回は、ポテチやひょっとこお面といったおなじみアイテムを取り入れるなど、全体としては緊張感に溢れる重厚なドラマでありながら、遊び心を感じました。特に紫苑の回には強烈なメッセージが。まさに「罪と罰」というか。過去の罪を償った人間は裁かれるべきか否かという。

はい、紫苑篇が最終話なので、「デスノート」らしいテーマで締めくくろうとは思っていました。でも、あそこまで重くするつもりはなかったんですが(笑)。脚本打ち合わせを重ねる中で、加速していった感じなんです。
最初は紫苑が、善悪ではなくただ「犯罪者」を殺していくという話でした。それも過激なのですが、ヒリヒリ感はない。

その時点では、紫苑にも犯罪者にも観客が感情移入するポイントがなかったから。そこで感情移入するポイントを作った上で、それを裏切ろうと脚本の真野さんにオーダーを出しました。それによって、より紫苑が一線を踏み越えてしまう狂気の部分を描くことが出来たと思います。

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