2016年12月19日 07:00
編成部長に直撃! - フジ、『フルタチさん』は視聴率以上の手応え「何かが生まれそうな空気感」
あまりにも歴史が長くて、噛みしめきれないので、5時間近い長尺での放送にさせていただきました。
――看板ドラマ枠の「月9」が、今年の4作品全てが平均視聴率1ケタという状況になりそうです。一方で、7月クール『好きな人がいること』のように配信の再生数が驚異的な記録となるケースもありますが、今後の「月9」のあり方について、どのようにお考えですか?
他局さんの話ですが、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)や、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ)のヒットは、テレビの未来につながる、とてもすばらしいことだと思うんです。もちろん悔しい気持ちもありますし、月9はそういう意識を強く持ってやっているので、うちがやらなければいけないという思いはありますが、連ドラが厳しいと言われる中でこうしたヒット作が生まれるのは、とても良いことだと思いました。配信を含めてすごく支持があったから世帯視聴率が1ケタでも良いということはないですが、世帯視聴率至上主義だけにはならず、総合的に考えてかなければいけないと思ってますね。
――そんな中で、1月スタートの新ドラマへの期待はいかがでしょうか。
月9は今後も若い視聴者をターゲットに、新しい提案をしていきます。