くらし情報『『逃げ恥』大ヒットで『半沢直樹』以降の勧善懲悪ブームが終了! - 秋ドラマ21作を総括! ベスト作品&俳優は?』

2016年12月28日 11:00

『逃げ恥』大ヒットで『半沢直樹』以降の勧善懲悪ブームが終了! - 秋ドラマ21作を総括! ベスト作品&俳優は?

という視聴者の声なのかもしれない。

また、『カインとアベル』(フジテレビ系)、『逃げ恥』、『ドクターX』、『コピーフェイス~消された私~』(NHK)など、クリスマスウィークまでしっかり放送した作品が多かったのも久々。「幸せな気分で年越しできる」という秋ドラマに望まれる心地よい余韻を与えてくれた。

■ポイント3:脚本家の新世代が台頭

ドラマ業界では、「連ドラの脚本家は平均年齢55歳くらい」と言われるほど高齢化している。ベテランの頑張りはうれしい反面、取って代わる存在がいないのは大きな問題。しかし、制作サイドは、「若手を育てたいが、ベテランに書いてもらったほうが時間内で安定した作品を供給できる」というジレンマを抱えていたが、秋ドラマで光が見えはじめた。

今秋は『逃げ恥』の野木亜紀子、『砂の塔』の池田奈津子、『IQ246』の泉澤陽子など2010年以降に連ドラデビューした女性脚本家たちがベテランに負けぬ仕事を披露し、芸人のバカリズムも、連ドラ2作目にして初の長編にトライ。『黒い十人の女』は本人いわく「長いコント」とのことだが、"芸人ならではの脚本"という可能性にあふれていた。
今後もコントのプロたちによる"芸人脚本家"が増えるかもしれない。

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