2017年1月14日 11:45
トニセンと仕事をすると幸せになれる!? 演出家・劇作家のG2が、40代の3人が挑む新作舞台のポイントを語る
といった感じで見てもらえたらいいなと頑張っています。
――台本が固まって、稽古が始まってみて、3人の感想などはありましたか?
なかなか言ってくれないんですよ!! やっぱり、僕が提示したものを「これはできません」とは言いたくないだろうし、ずっと話しながら段階的にやってきたので、すでにコンセンサスもとれているんですよね。3人とも「あれ?」ということはなかったんじゃないでしょうか。
でもコツコツと「ここはちょっとわかりにくくないですか?」と聞いていくと、「もう少しわかりやすい方がいいかもしれませんね」と言ってくれるから、ちょっとでも意見が出てくるとすぐに反映しますけどね(笑)。
3人ともピースな人たちだから、本質的な意味で意見がぶつかることもあるんだろうけど、意見を言う方法としてはとても平和で、すごくやりやすいんですよね。僕も争いごとは苦手で、「日本一権威のない演出家」と言われるので(笑)。
○トニセンの役者としての印象
――それでは、3人のそれぞれの役者としての印象を伺いたいと思います。まず坂本さんについてはいかがですか?
正統派ですよね。
舞台出演も一番多いし、僕も彼とだけは2回やっているんです。