くらし情報『木村拓哉、"不死身"の生き様 - 映画『無限の住人』と「無限の想い」 (2) なぜ演技にストイック? 木村拓哉にとっての"大変"「本編に必要ない」』

木村拓哉、"不死身"の生き様 - 映画『無限の住人』と「無限の想い」 (2) なぜ演技にストイック? 木村拓哉にとっての"大変"「本編に必要ない」

愛おしさを超え、哀れみを感じます。

台本は設計図。だからといって台本とは別に原作を現場に持ち込むとか、(市原)隼人みたいにハイエナの捕食動画を見るとかもなかったんですけど(笑)、温度というか、どこか基準として感じていたかったので、沙村先生の画集は近くに置いておきました。

――そんな万次をどのように表現しようと思ったのでしょうか?

万次は、決して剣に長けた人間ではありません。実はめっちゃ弱いんですよ。

八百比丘尼から無理やり血仙蟲を入れられて無限の命を手にし、あとは彼が判断していく。とんでもない時間を生きながら、剣を手にする身としてはずっと決められずに、答えを探し続けてきたんじゃないかと、台本を読んだ後に思いました。

そんな彼の前に、杉咲(花)さんが演じてくださった町・凜が現れたことによって、最終的に理由というか答えが出せたんじゃないかと。
そういう自分なりのアプローチの中で、撮影させていただいていました。杉咲さんの凜を感じると、自ずと答えが出てきました。

■プロフィール
木村拓哉
1972年11月13日生まれ。東京都出身。O型。これまで数々の出演ドラマをヒットさせ、映画では『君を忘れない』(95)

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