2023年8月3日 17:00
中島健人、『トランスフォーマー』参戦で強まった海外への思い 仲里依紗とNYプレミア裏話語る「贅沢な時間だった」
って。最後に高額な値段を提示して帰っていきました(笑)
仲:そうそう! セールスで、結構な値段でした(笑)
――アフレコの感想もお聞かせください。
中島:海外の実写映画に声を当て込むときは大げさにやったほうがいいんだろうなというイメージがありましたが、最初のプリレコーディングのときに、ブースから出て(吹替演出家の方に)言われた一言が「ちょっとビバリーヒルズだな」と(笑)。『ビバリーヒルズ高校白書』のディラン・マッケイみたいな。今の海外の(吹き替えの)お芝居は昔よりも普通になってきていて、日本のテンションでそのまま吹き替えしてもいいというディスカッションをして、本番では大げさだった部分を取り除き、普通だけど若干アメリカ人の動きに合わせた声の入れ方を意識しました。ただ、単純に日本人としての演技で芝居をしてしまうと合わないので、少しケレン味を出して、そこが楽しかったです。初めての吹き替えでしたが刺激的でした。
仲:実写の吹き替えは2回目なのですが、何回やっても難しいなと思いました。
アニメーションと実写は全然違うなと。相手の声に合わせて、その人になって吹き替えすることが一番ですが、聞き取りやすく言うことも大事だと思います。