2023年11月7日 06:30
稲垣吾郎「逃げながら生きている」 ストレスフリーな稲垣流の生き方とは? 自分を愛する大切さも語る
と明かす。
朝井氏の原作はオファーを受ける以前に読んでいたそうで、「衝撃を受けた」と感想を述べる。「朝井さんの作品はデビューの頃から読ませていただいていて、番組で対談させていただいたり、プライベートでもお話させていただいたりというつながりもあるのですが、原作を読んだ時は、こういうテーマを扱うことにびっくりしました」
寺井啓喜役については「とても静かなチャレンジだった」と捉えている。
「抑えた控えめなアプローチで、とても静かに演技していたなという印象です。派手に演じたほうが評価されやすいと思いますが、今回は爪痕を残すというよりも、静かに粛々と向き合いました」
そして、今まで演じたことのないような役で「新しい挑戦だった」と新境地の演技に。
「『十三人の刺客』(2010)という三池(崇史)さんの作品以降、主人公の敵役や癖の強い役など、人を翻弄するようなインパクトのある役が多かったので、今回は新しい挑戦に。いろいろ挑戦させていただけるのは本当に面白いです」
○■新垣結衣らの演技を絶賛「気迫を感じた」
覚悟を持って挑んだ本作。完成した作品を見たときは、期待以上の仕上がりに感動したという。